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開閉式三角窓の取付け

 古いCHEROKEEの三角窓は開閉式です。日本でCHEROKEEの販売が軌道にのってきたときには、コストダウンの影響で三角窓は開閉式ではなくなりました。恐らくCHEROKEEを乗られているほとんどの方の三角窓は開閉ができないものとなっていると思います。  今回はその三角窓を開閉式のものと入れ替えました。簡単に三角窓の交換方法をご紹介します♪
 今回購入した三角窓は古い車体についていた中古の三角窓です。新品では左右セットで80,000円程度で販売されているアイテムです。業者への連絡が上手くいかず、分解された状態で三角窓は到着しました。三角窓が下の写真の様な状態で手にする人は少ないかと思いますが、参考までに紹介します。

分解された三角窓♪私の場合はまず三角窓を組み立てるところから作業に入りました。ウェザーストリップをフレームに嵌め込むのが大変でした。

なんとか組上げた三角窓♪

三角窓の準備ができたら早速取付ます。まずは内張りを外します。下の写真の5箇所のネジをまずは外します。インナーハンドルを外したあとは、嵌め込まれているパネル類を引き離します。この5箇所のネジはすべてプラスネジです。

ドアインナーハンドルの取り外しで悩むことがありますが、縦にすれば引き抜けます。

まずは、三角窓の取り外しですが、ウィンドウは一番下まで下げた状態で作業を開始します。三角窓は3つのネジでドアに固定されています。ドア上面のトルクス(20)を2つ、ドア内部のボルト(10mm)を1箇所外すと三角窓を外すことが出来ます。ドア上面に見えているトルクスを2つとも外します。

この穴から見えているボルトを外します。

固定しているネジ類を外した後は、三角窓を取り外します。ウェザーストリップのゴム部の影響やサイズ的に余裕がないので、取り外しはかなり苦労しますが、無理な力をかけないように気をつけながら外します。三角窓を取り外した状態です。

三角窓が外せたら、次は開閉式三角窓の取付です。付け方は外し方の逆です。三角まどを入れ込みます。この状態にするまでも大変です。 現物を見ながら微調整しながら作業を進めてください。

ここまで入れ込めればあとは微調整してネジで固定するだけです。画像でみると大した作業では無いように思えますが、実際は大変です。三角窓にある縦のフレームは四角窓のフレームも兼ねているので、四角窓をフレーム内の溝にいれつつ、三角窓のフレームを窓に固定する必要があります。スペース的に余裕がないので、このフレームを入れ込む作業が非常に大変です。三角窓が固定できれば、元の状態に復元していきます。

取り外したウェザーストリップなどを元に戻します。

取付作業についてはこれで完了ですが、細部に隙間などがあると雨漏りの原因となりますので処置が必要です。私が入手したのは古い車体から取り外した中古品でしたから、組み込んだ状態で隙間のある箇所などがありました。雨漏りの原因となりますのでしっかりとコーキング処置をしました。マスキングしてコーキング剤でしっかりと穴埋め♪

以上で開閉式三角窓の取付は終了です。私のCHEROKEEには純正ドアバイザーをつけていますので、三角窓は5cmほどしか開きません。しかし、換気は十分に出来るので問題ありませんでした。

左側もバイザーに三角窓が当たるので、この程度しか開きません。

今までチェロの作業をいろいろとして来ましたが、この三角窓の取付はかなり大変な作業でした。これで、ドアミラー、ドアハンドル、ドアスイッチパネル、三角窓とドアに関する作業はかなり習得することができました♪これで、モーター系の作業をすれば、CHEROKEEのドア博士になれるかも!?(笑)  三角窓の取付について簡単ですが、詳細させて頂きました。何か不明な点などありましたらBBSから問い合わせして頂ければ、私の分かる範囲で回答させて頂きます♪


2006年02月05日作成

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