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冷却水系ステンレス換装

チェロキーの冷却水ホースは劣化による漏れなどが起きることがあります。経年で当然の事ですが、冷却系にトラブルが発生すると車を動かすことすらできません。そこで信頼性の高いステンレスホースに換装してみました。破れなどのリスクを低減する目的の他に見た目も華やかになるというのもあります。実はこっちのほうがウェイトが重かったり。簡単に作業について紹介致します。

購入したステンレスのラジエーターホース。フィッティングが付属していて接続部のドレスアップも可能です。径の異なるゴムホースを組み合わせて取り付けます。

ヒーターホースはホームセンターで購入した水道用のフレキシブルパイプを使いました。長さ1mのものを2本手配しました。

基本的にはホースを外した後は、取り付けるホースを結合して行くだけです。このエンジンヘッド前側はボンネットとのクリアランスが無いので出来る限り下げて取り付ける必要があります。フィッティングのカバーをつけるためにはエンジンヘッドに当たるカバーの該当部分をカットする必要があります。

アッパーホースのラジエーター側はフィッティングのカバーを取り付けるスペースはありません。また、バッテリーとのクリアランスも少ないのでギリギリで曲げて取り付ける必要があります。

ロアホースのラジエーター側は問題なく取り付けられます。エアクリボックスとの干渉を避けるように曲げる必要があります。

ロアホースのウォーターポンプ側は径がまったく合わず付属のフィッティングでは取り付けられません。ノーマルのヒーターホースを流用してなんとか取り付けました。半分がゴムホース、半分がステンホースです。

ヒーターホースはホースジョイントをさして純正のホースに差し込みます。端はノーマルのゴムホースとなります。

ヒーターホースの室内側は長さのちょうどよいところで結合します。端は前側と同じくゴムホースです。

取り付けが完了するとこんな感じになります。見栄えがよくなりました。

エンジン前側のクリアランスはラジエーターホース、ヒーターホース共に要注意です。ヒーターホースはエンジン、室内側との接続にはゴムホースをそのまま使っていますが、今後はこの部分を入れかればよいので維持も簡単になります。短いホースですので、解体車などから程よいホースをもってくれば使えます。ヒーターホースは放熱性の良いステンレスなのでヒーターの効きも心配でしたが、それほど効きの変化はありませんでした。極端に気温の低い地域でなければ心配は要らないかもしれません。

2010年01月06日作成

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